(参考にしたサイトを追記に書きました)
前回マストドンについての記事を書いてから(これ)、だいたい1か月経った。
その間、vivaldiというブラウザを作っている会社がやってるvivaldi socialや、Mastodon Japan Server、Mastodon dystopiaなどの汎用サーバーに登録したり、Fedibirdの姉妹サーバーNightly Fedibirdに引っ越してみたりと、北斎並みの居所の定まらなさだった。
別に「一つのアカウントで、他のサーバーのアカウントともやり取りできる」というマストドンの仕組みを理解していなかったわけではないのだが、独自な仕様でないサーバーがどんな感じなのか知りたかったとか、できたばっかりの所はどんな雰囲気なのか知りたかったとか、サーバーの名前がカッコよかったとか、そういう軽い理由でムダにアカウントを増やしてしまった。
それぞれのサーバーの個人的な感想は以下(あくまで個人的な感想です)
【vivaldi social】
通称ビバ丼。最初はビバル丼とかビバ鯖という呼称もあった気がするけどビバ丼が定着したっぽい。運営している会社がノルウェーとかにあるのでEUの法律が適用される。海外のサーバーなのでLTLには色んな国の人がいる。詳しい説明はこちらの記事をどうぞ。
トニーでもわかる!Vivaldi Social
(注:トニー→vivaldiのマスコットキャラ。溶岩で出来ている)
海外の人々も同じように手探りで登録・投稿している様子などが面白かったのだが、性的なイラストのセーフなラインが日本と違い(当たり前だけど)、その辺ごたごたしていたのを見かけてちょっと心配になり(エロは描かないけど)引っ越すことにした。
【Mastodon Japan Server】
通称ジャパン鯖。じゃぱねっと鯖とも言ってたらしい。
先月できた新しいサーバーで、管理人氏やLTL常連の方々の和やかな雰囲気が素敵。タイムラインに流さない投稿でやりとりしているマストドンに慣れたカンジの人も多いような気がする。
基本的にまったりしたカンジだけど、日本最大手のJP鯖でトラブルがあったり、何かが盛り上がって祭り状態だとTLの流速が加速する。
私は基本空気が読めない人間だし、流速が早いと話についていけないので、常連というか住民にはなれないなーと思った。なので不定期に出没して呟くカンジでアカウントを残している。
【Mastodon dystopia】
こちらも新しくできたサーバー。独自な機能(お絵かきができるとかローカルTLにだけに投稿する機能とか)やテーマがたくさんある。windows95風テーマとか。あとサーバー名と概要欄のイラストがめちゃくちゃカッコイイ。
LTLはまったりしていると思うんだけど、社会の闇的な事を書いている人がちらほらいらっしゃる。読むのは面白いけど、思想とかを言葉にするのがニガテなのでそういう会話に加わるのは難しいような。なので空気アカウントと化している。
【Nightly Fedibird】
Fedibirdと同じくローカルを持たないサーバー。Fedibirdに新機能を実装する時などに、試験的に運用されることがあるらしい。かゆいところに手が届く機能がたくさんあって便利。
最初はここをメインで使うつもりだった。でも本家に人が増えるにつれ、こちらも人が増えて重くなったりするのかなーと思ったとか、実質ローカルTLのような役割を果たしている、サーバー名のハッシュタグで同サーバーの人の投稿を見ると、結構思想を語る系の人が多くて苦手だなと思ったとか(まぁ触れなければ良いんだけど)、そんなんで別の所に移動したくなった。
そんな紆余曲折を経たところで、ホストドンという、サーバーを立てて管理してくれるホスティングサービスが、サーバーの登録を再開したという投稿を目にした。
今までも、大して発信したいことはないのに自サイトやブログを持ち、色々弄るのがスキだったし、サーバーへの影響や場の空気を気にせず投稿できる自由さにも惹かれていたので、自鯖を持つのはやってみたかった。でもサーバーを管理する知識も経験も無いので、立てるのはできても管理は無理だなと思っていた。
ホストドンのサイトの説明を読んで、やった!お月謝を払えばサーバーが持てるのね!と喜んだ私は、独自ドメインを取るより先にサーバーを申し込んだ。自分のサイトのドメインを変更するのは結構簡単にできたので、こちらも同じような感じなんだろうと思ったのだ。
その後、さんざん悩んだ末に独自ドメインを取得し、ホストドンさんにドメインの変更を申し込んだところ「変更はできるけれど、データの引継ぎはマストドンの仕様でできないので、新たに独自ドメインで登録し、データのエクスポートや引っ越し機能を使う形になります」と返信が来たので、もう一つサーバーを借りる→引っ越しする事になった(ホストドンさんスイマセン)。
そんなカンジでできた自鯖がこちら。
auxroro/よあけ
深夜のサーバーから引っ越すので夜明けかなと思ったのと、日が昇る直前の時間(薄明)の空と空気が好きなのでこういう名前にした(ドメイン名はエスペラント語で夜明けという意味)
ツイッターがごたごたするとマストドンもそれに影響される、という図はしばらく続くんだろうなと思うので、自分のサーバーを借りられたのは良かったと思っている。
【追記:ホストドンで借りたサーバーをカスタマイズするとき参考にしたサイト】
Draft for works
カスタムCSS機能を利用してMastodonの既存テーマをカスタマイズする
↑こちらの記事を読んで、実際にカスタムCSSをいじってみて「なるほど、外部CSSみたいなものね」と思った。
とんかつ大好き.com
深淵鯖の鯖缶uunoさんのサイト。イチからマストドンサーバーを立てる方法について色々書かれている。私はカスタムCSSの記事を参考にしました。
ななみんのメモ帳
MastodonやPleromaの連合リレーサーバー
ホストドンのサーバーが立ち上がり、自分独りしかいなかった時に「わー連合TLにも誰もいない!!すごい!!!というか、こういう場合別のサーバーの人とつながるにはどうしたら……ハッ!そういえばのえるさんが「リレーサーバーが~」みたいなことを言ってた!!」
と思って検索してみつけた記事。
私はこの記事の中ほどにある「ハッシュタグリレーサービス」と「YUKIMOCHI Toot Relay Service」を導入してみた。
連合リレーについては、↑このYUKIMOCHI Toot Relay Serviceを運営している方のサイトに詳しく書いてあった。
連合リレーとActivity Relay